|
取り木は本来、茎の途中の樹皮を剥ぎ、土や湿った布で巻いて根を出させて株をふやす手法です。でも、ここでは、もっと簡単な取り木を紹介します。やってみると、茎が長く伸びるものなら案外簡単に株が増やせますよ。
私はブルーデージーが大好きで仕方がないのですが、必ず毎年この方法で取り木しておきます。
ブルーデージーは、宿根草ではありますが、乾燥に弱く、何年かに1度は真夏に枯れることが多いのです。こういう真夏に弱い宿根草は、半日陰に主株を植えておき、この方法で秋-冬の間に取り木して毎年株を更新するようにしておくと長い間庭にいてくれます。
ではそのブルーデージーでやってみましょう。。
続きを読む "»
これは2006年の冬越しの差し芽床。かわいいでしょう?
アサギリソウ、ヘンリーツタ、ラベンダー、クフェア、ブルーデージー、オステオスペルマムなどさまざま。
今年は10月中旬に床を作り、それからチョイチョイ差しています。この大きさで二つあります。
9月中旬からが床の作り時です。寒い地方では10月中旬では遅いかもしれませんね。

差し芽床って、見ているだけでワクワクするような可愛さがありませんか?
今年の床は新入りのヘンリーツタが綺麗に紅葉して、
ベランダに洗濯物を干すときの楽しみになっています。
もう、根っこが出ているものも多く、芽もみえています。
差し芽は、とてもいいことが一杯あります。
・グランドカバーなど株を沢山増やしたいものを一挙に増やせる。
・冬越しが難しい植物には冬越ししやすくさせられる。
・宿根草など大きくなりすぎた株の更新が簡単に確実にできる。
などなど。。。
一回床をつくってやれば、あとは適宜さしていけるので、差し芽に向かない種類でなければ実はとても簡単なんです。紫の庭には欠かせない年間作業となっています。
差し芽は各植物毎にそれぞれ細やかな理想のやり方があるものです。
でも、なかなか忙しい毎日の合間に完璧にはできないでしょう?
私の方法は、庭全体の植物全部を年間を通して簡単に行える方法です。どの植物でもOKとはいえませんが、ホームセンターで手に入るようなものならけっこうの範囲で適合してます。
ぜひぜひみなさんもためしてみてはいかがでしょうか。
●差し芽床の作り方●
準備物
-----------------------------------------------------------------------
・育苗箱(底がメッシュのもの&トレイのセットが一番よい)
・用土:鹿沼土(できれば小粒)とバーミキュライトを2:1の割合で混ぜる
・できれば真冬には小さな温室があるとよい
-----------------------------------------------------------------------
(1)育苗箱に用土を深さ4-5センチ入れ、シャワーをかけ流します。
すると細かい土の粒(みじん)が流れ出します。(みじん抜き)
(2)雨の当たらない半日陰に置きます。
これでできあがりです。簡単でしょ?
9月や10月の初めなど、まだ暑いなと感じる時期はトレイを付けておくと水ぎれ防止になります。
水切れは差し芽の致命傷。一回水切れさせると全部ダメになりますから、暑い地域では特に
注意が必要です。
10月の中旬や下旬ぐらいまではトレイを付けると失敗が少ないようです。10月下旬~11月にはいって寒さを感じるようになったら外します。トレイを付けた場合は、水がたまらないよう、トレイから外して水やリしたあとトレイを付けるようにクセ付けるといいですね。
●差し穂の準備●
床ができたら、差し穂の準備です。
(1)充実した若い枝を選び5~8センチに切ってコップに差しておきます。
「メネデール」などの発根促進剤を数滴加えて置くと失敗がないようです。
節の下の部分で切ると発根し易いようです。
(2)最低30分から1時間おいて給水させます。(1日ぐらいおいても大丈夫)
(3)さす部分の下半分の葉は取りのぞきます。
(4)葉っぱが多すぎると、乾き安いので大きな葉っぱは適宜小さくきります。
(5)挿し芽床に差します。(枝が柔らかい場合は箸で穴を開けておく)
(6)差したらすぐにジョウロの口を上にしてやさしく水をやり土を落ち着かせておきます。
以降は、鹿沼土の色が白くなったら水やリします。
時々庭に出た時、気が向いたらチョイっと切って、チョイっとコップに差し、チョイっと床に差す感じで
差し芽を増やしていきましょう。
これでOK!新しい芽が噴いてきたら、発根完了!やったぁ~
●11月以降~寒くなったら●
9月10月にチョイチョイさしていくと11月すぎるて気温がさがってきます。11月にはいると差すのはひとまずおしまいです。冬越しの作業にうつります。
(1)暖かく日の当たる場所に差し芽床を移す。
(2)12月下旬から2月まで温室にいれる。

発根が確認できれば3号ポットや植木鉢に鉢あげしてあげましょう。
地植えにする場合も、一度植木鉢に植え替え、しっかりしてから庭にうえるといいです。
でも、私の場合は、そのまんま、ソレっと庭にうえちゃう時もありますが。。。
今年は下の子がまだ1歳ので、ヤルゾっと集中して庭仕事がなかなかできません。
やれるときにやれることを
でやってるので、この差し芽ちゃんたちは、今年は2-3月までおねんねかも?
差し芽床に長い間おく場合は、途中でいちどマグファンプをパラパラするといいんですよ。
●その他差し芽について●
冬前の10月と夏前の6月、どちらも雨の多い時期が差し芽の時期です。
植物の種類や住む地域によってどちらかが発根しやすいものもあると思います。
冬作った差し芽床をそのまま6月も使ってもいいので、いろいろ試して見ると楽しいですよ。
バラは、12月から1月の冬の剪定の時期に切った枝の方が発根し易いようです。
まぁ、バラの同じ品種をガンガン増やす人はそうそういないでしょうけど。
差し穂の差した時期がかなり離れてしまった場合は、発根する前にマグファンプを施してしまわないように注意しましょう。前半床と後半床など二つに分けるのも手です。
大好きな庭と私の家族の暮らしが自然に繋がった暮らしを創りたい。
そんな思いから、このサイトをスタートしました。
家族たちにとって、庭の花たちにとって、私自身にとって、
庭に来るさまざまな虫や動物たちにとって、
住む土地にとって、地球の環境にとって。。。。
そのちょうどいい、まんなかへんの心地のいい庭を造りたい。
その方法ほんの少しづつ少しづつ、積み重ねてみたくなったのです。
ちょうど10年前、本屋さんでイングリッシュガーデンの本に出会い
憧れれて憧れて、夢中になった庭造り。
試行錯誤の中で、私の住む地がとても暑いことに気がつきました。
今の家に越してきて、古い民家にすむ方々の庭をみて、
日本庭園の涼しさと静寂に深い感銘を受けました。
子供が生まれて、私が幼いころあるいた土地を歩いたとき
田圃にカエルがいないことに気がつきました。
無農薬に挑戦して2年。
庭の植物は強く変化することに気がつきました。
堆肥に挑戦してみて。。。
土ってなんだろうと、根本的な疑問が私の中に沸きおこりました。
小さな家と庭。
本当の変化は、こんな、普通の平凡な小さな庭から興るのかもしれない。。
そんなふうに、思うのです。
紫とはこのサイトの筆者の本名です。
紫というのは、「むらさき」色の他に、「縁(えん ゆかり)」の意味もあるのです。
なにかとなにかが繋がる庭に向かう試みの積み重ねを綴ったサイトが
紫の庭
なのです。
|